naofumi.igarashi

整胎ムスヒ  身体を醸す

時代や季節によって、常に変わり続ける身体のツボをつく

目と子宮

最近は婦人科系のご相談が多い。

生理痛、子宮内膜症子宮筋腫と様々です。

婦人科系統の調整には何といっても骨盤で、月経の波で骨盤が無理なく動くようになるとドンドン症状は改善されていきます。

 

何故、骨盤の動きが悪くなるのか?

よくある事とすると、冷えや食べ過ぎ(ストレスでの)から骨盤の動きを制限することもありますが、一番多いのは目の使い疲れ。

視神経が疲れてくると頭蓋骨が弛み頭皮がカチカチになって頭蓋骨にくっついたようになり動かなくなります。更に行き過ぎると今度は頭皮がぶよぶよになってきます。

 

目というのは脳の出先機関なので、目の疲れは直接脳へのストレスとなるのです。

視床下部を通して目と子宮、卵巣は繋がっているので脳のストレスが視床下部に影響して、卵巣のホルモン分泌に影響を与えてしまいます。

 

最近診ている、子宮内膜症の方も目の疲れが強く神経が緩められなくなり、骨盤がきゅーっと縮こまってしまっていました。その方にお話を聞いていると、生理痛が酷くて病院に行ったら子宮内膜症と診断、ピルよりは弱いがホルモンを調整する薬を処方されて2年ほど飲んでいるそう。ここでも若い女性が妊娠できなくなる様な、安易な処方に驚きましたが怒ってもしょうがない。

 

二人で話し合い、最初は勇気がいるけど止めてみるという事で操法開始。

それから数回の操法で生理痛もなくなり、月経周期も安定して顔色や表情にも明るさが出てきています。

 

多分、現代の女性は婦人科系の悩みを持つ方は相当多いのではないかなと思います。年が若くなればなるほど、目の使い疲れは増している気がします。

スマホの影響恐るべしです。

 

婦人科系の症状で悩んでいる方、まずは目の温湿布から始めてはいかがでしょうか?

極楽に気持ち良いですよ。